「王道で勝負」
ストレートチップ内羽根式
洗練さを追求した、英国紳士を思わせるブリティッシュ風デザイン。
「ビジネスシューズをつくるなら、やはり王道で勝負したい。」
という想いから取り組んだ、本革の良さが際立つデザイナー渾身の一足。
はじめて革靴を買う方や、普段よく履くことはないけれど、
一足は持っておきたいという方におすすめ。
ビジネスシーンはもちろん、ドレスコードなど冠婚葬祭まで対応できる定番モデルです。
シンプルなデザインの中に、ビジネスレザーファクトリーならではの隠れたこだわりを詰めこんでおり、革の合わせ方により変化する靴の横顔は、なんども革を張り合わせ、美しいカーブを演出しました。
内羽根式
内側から羽根があり、羽根で甲の紐を留めるタイプを内羽根(うちばね)式と呼びます。
外羽根式よりも上品で清楚な印象があり、フォーマルな着こなしと相性がいいモデルになります。
ストレートチップ
つま先のキャップ部分の一線の切り返しが由来となります。
キャップの位置により、歩きやすさやつま先への負荷が異なるため、より長く歩けるよう、負担の少ない位置を追求しました。
アーモンドトゥ
つま先は、アーモンドをモチーフとしたデザインです。
バランスも良く、ビジネスからプライベートまで問わず幅広いシーンで用いられるため、どのようなファッションにも合わせやすいモデルです。
アウトソール
モデルごとに違うカラーは、自然な柔らかみを感じられるナチュラルカラーを採用。足裏からも、本革ならではの味わいを表現しています。
ストレートチップの歴史
19世紀、イギリス王室で室内履きとして使用されていたのが起源だと言われています。
ヴィクトリア女王の夫君であるアルバート公が好んだ、スコットランド王室御用邸バルモラル城にちなみ、バルモラルとも呼ばれていました。
イギリス王室で使用してきた歴史を持つため、ほかのモデルよりも格式高くフォーマルです。
ストレートチップはフォーマルな黒のみの装いが主流でしたが、1990年イタリアの服装スタイルが流行するのを皮切りに、日本でも茶色のストレートチップが流通しました。
今回は、ビジネスシューズの王道で3種類の中でも最もフォーマルなストレートチップ内羽根式についてご紹介いたしました。
次回のテーマは、唯一の外羽根式モデル プレーントゥのこだわりに迫ります。
お楽しみにお待ちください。