社会人に大切な目標設定・振り返り方法

手帳カバー

社会人になり、覚えることだらけの毎日。
はじめての業務やルールを覚えるために、
ノートを片手に、一言一句聞き逃さぬよう毎日メモをとる新入社員をよく目にします。

社会人となって、周りと差を付けるためにやるべきことは沢山ありますが、今回はその中でも、日々実践することができ、確かな基礎力をつけるために「目標設定・振り返り方法」について、ご紹介します。

目次
なぜ目標設定が大切なのか
▶目標設定のコツ
 ①手に届く目標をおく
 ②具体的数字を使う
 ③毎日目標を復唱する

なぜ振り返りが大切なのか
▶おすすめのフレームワーク「KPT」
▶振り返りのコツ
 ①すべてをメモする
 ②経過時間をはかる
 ③可視化をして毎日見直す


なぜ目標設定が大切なのか

社会人になるとあっという間に毎日が過ぎていきます。
「気がついたらもう数か月経っていた…」と、自分の成長を感じられないまま時間を過ごさないためにも、
事前に目標設定をしておくことがおすすめ。

目的なく仕事をするよりも、自分のたてた目標に向かって仕事に取り組むことで、より充実したモチベーションの高い日々を送れるのではないでしょうか。

▶目標設定のコツ

①手に届く目標をおく
あまりにも高い目標は、自分事に置きかえづらく、挫折の原因になります。
最終的には「売上を2倍にする」などの高い目標を置くとしても、「今週は新規のテレアポを〇件する」「今月は、商談を〇件アポを取る」など、短期(今週)・中期(今月)・長期(3か月)など期間に分けて、小さい目標をたくさん順序立てておきましょう。
具体的には、110%力を出しきると達成できるような目標がおすすめ。

②具体的数字を使う
「今月中に30件受注を受ける!」
「1ヵ月に5冊本を読む」
など、目に見えてわかる数字で目標を立てましょう。
結果としてわかりやすく、達成感や成功体験に繋がります。

目次

 

③毎日目標を復唱する
目標をたてても、いつの間にか緊張感がなくなり、目標の内容自体忘れてしまうことも……。
目標を達成するには、自分の掲げた内容を忘れないことが一番です。
毎日意識づけるためにも、目に見えるところに書き出し、毎日復唱するのはいかがでしょうか。
それだけでも意識の持ち方が変わるはずです。

なぜ振り返りが大切なのか

毎日10分でも机に向かって、1日の流れを思い出してみると、
できたこと、できなかったこと、得意、不得意などを把握することができます。

1日8時間の有限な時間の中で、自分の動きに無駄はないか、もっと効率化できないかなど、書きだすことで、可視化され、自分の今の立ち位置や成長度合も意識します。

 

自分なりにトライ&エラーを繰り返すことで、生産性の高いデキる社会人になれるはず。
フレームワークや、コツをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▶おすすめのフレームワーク「KPT」

K:keep =取り組んで良かったこと(今後も続けること)
P:problem=取り組んで悪かったこと(今後はやめること)
T:try = 反省を活かし、次に挑戦すること

有名なフレームワークのひとつで、毎日3つの良かったこと、悪かったこと、次へ繋がる方法、について、箇条書きをする方法です。

ノートやパソコンに書き出すことで、自分を客観的に見ることができ、翌日、翌週への具体的な目標を立てやすくなります。
また、tryは、小刻みの目標にすることで、それを達成するごとにモチベーションもあがるでしょう。

▶振り返りのコツ

①すべてをメモする
先輩や上司に言われたことや、気がついたことは、すぐにメモできるように、小さいノートやペンを持ち歩きましょう。
スマホでも代用はできますが、携帯を触る姿は、場合により印象を損ねる可能性があるので、紙とペンがおすすめ。

②経過時間をはかる
1日の予定を立てる際、おおよその所要時間を予想しておきましょう。
その上で、実際にかかった時間を記録することで、自分の実力や、成長度合いを目に見えて把握することができます。

③可視化をして毎日見直す
振り返りは、専用のノートもしくは、毎日使っている手帳(1日1ページが好ましい)に記録していき、定期的に読み直してみましょう。
過去できなかったことが、今は簡単にできるようになっていたり、昔気をつけていたけれど、最近抜けていた点を思い出すことができます。

自分の成長を客観的に振り返ると、よりやる気も出て、次の仕事への活力になるのではないでしょうか。
今回は、社会人の皆さんに、ぜひやってほしい目標設定と振り返り方法についてお届けしました。

憧れの先輩や、上司に、振り返り方法を聞いてみるのもおすすめです。

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