ビジレザのものづくりのアンカーを担う販売メンバーたち。彼らがビジレザで自分らしく働いている姿にスポットを当て、お伝えしていきます。今回は、宮崎店で活躍する池田美紗(ニックネーム:ミーシャ)をご紹介。「極度の人見知り」を克服するために、販売職の道へ。今ではコミュニケーション力抜群な彼女が「接客するうえで心掛けていること」とは?南国情緒あふれる優しい口調の中に、お客さまやチームに対する愛と熱意を秘めた、池田の想いを伺ってきました。
人見知りの自分を心底変えたかった。
ー販売職に就こうと決めたのは何がきっかけですか?
実は私は、元々極度の人見知りなんです。どのくらいかと言うと、例えば学生時代は異性とはまず話せず、最低限の「はい」「いいえ」の会話しかできない、同性であっても自分からは無理!とかそのくらい極度で、小さい頃からずーっとです。でも誰とでも話せて仲良くなれる人ってクラスに絶対何人かはいるじゃないですか。些細な会話を大きく広げている人を見るだけで羨ましくて・・・!
そんな自分を変えたくて、あえてこの業界に飛び込みました。「苦手な分野にあえて飛び込むのってなんで?!」と思われるかもしれないんですが、同時にファッションにも興味があったんです。だからこそ、好きなものに囲まれて働いて、自分も変えられるかもしれないなら挑戦しようって思いました。
実際にやってみたら、「あれ?私、意外と初対面の人とも会話できる!ちゃんと話せるじゃん!」と思いましたね(笑)。最初に入ったアクセサリーショップの店長がすごく丁寧に接客について教えてくれて、実践するプロセスも大切にしてくれたので、苦手意識はわりと早めに払拭できました。
残念ながらそのショップは短期でのお仕事だったので、その後はアパレルやインフォメーションの受付なども経験し、家族の都合で引っ越しをすることになったので再度転職。求人を見ていて出会ったのが、オープ二ングスタッフを募集していたビジレザでした。
ー販売歴10年。今接客で大切にしているのはどんなことですか?
まずは「声のトーン」です。最近気づいたんですが、お電話で対応した際にお客様にお喜びいただけることや、他店舗に電話したときに「元気だね〜!」と言われることが多くて。なんでなんだろう?と考えた時、無意識的ですがかなり明るく声を出していたことに気がつきました。接客業なので当たり前だと思われる方もいらっしゃるかと思うんですが、コロナ禍の今はマスクが必須になって、お客様に届けられる自分の情報は少なからず減りました。「マスクの下で口元は笑ってたんですけどね!」では意味がないので、大袈裟なくらい意識しているんだと思います。
次に大切にしているのは「事前準備を欠かさないこと」です。お客様にはなるべく笑顔になって帰ってもらいたい!と思って接客しているのですが、中には多くを語られない方もいらっしゃいます。それでも何かに期待して来店してくださっているので、お話を聞かせていただく中で、一緒に商品を見たり悩んだりして、買う買わないに関わらずお店を出る時は笑顔になってもらいたいんですよね。
そのために大切なのが事前準備。徹底しているのは、「商品情報」や「お客様のニーズ」をしっかり頭に入れることです。バッグであれば、どれくらいものを入れられたり耐久できるのか?、財布であればカードは何枚くらい入るのか?などの基本スペックもそうですし、ECサイトにはどんな写真を使用していて、どんな風に掲載されているかもチェックします。
さらには、新商品が出た際には自分が使ってみるというプロセスも大切にしますね。ビジレザでは「テスト製造」と言ってバングラデシュで製造ラインに乗せるためのテストがあるんですが、そこで作られたサンプルはお客様に届くよりも前に店舗に配られます。自分が知っていなくては、お客様に必要な情報を正しく端的に伝えられないと思うので、積極的に使用してみたり、メンバーとディスカッションしておすすめポイントをまとめたりしています。
そしてこれは余談ですが、店長がかなり分析上手でわかりやすく数字のことを教えてくださったので、自分で分析をして、お客様の動向や感度に合ったディスプレイに変えてもらったりすることもあります。もしかしたらそれも、お客様に有益な情報を得て帰っていただくための”事前準備”の一つかもしれませんね。
販売は“チームワーク”。だから楽しい。
ー宮崎店のいいところを教えてください。
それはなんと言ってもチームワークではないでしょうか。「ほんと?」と思われるかもしれないのですが、入社してから4年間、一度も人間関係のことで悩んだことがないです。もちろん、たまたま優しくていい人が集まっていると言ってしまえばそれまでなのかもしれないですが(笑)。
私は、チームワークこそがお客様の満足度や売上に直結すると思っています!メンバーの笑顔が溢れる楽しそうなお店にこそお客様が集まるなぁと肌で感じますし、いい雰囲気ならみんなが自分らしいパフォーマンスができ、お客様に100%集中できると思うからです。
ーチームで良い関係を作るために大切なのはなんだと思いますか?
”情報共有”ですかね。宮崎店ではその日の動向や気づきなど、帰る時には些細なことでも全部伝え合うようにしています。横の連携がしっかりできるお店の方が結果的にお客様をお待たせすることが少なかったり、誰が接客しても全ての情報を均一にお伝えできたり、いいことばっかりなんですよね。
そう思うからこそ、新メンバーが入った時はすぐに馴染んでもらえるように、人一倍工夫しているかもしれません。どんな些細な会話にも誘ったり、その人を知るためにたくさん質問したり…。昔は人見知りだったなんて思えないですね!(笑)
ーこれからの夢や目標を教えてください。
私が目指しているのは、メンバーみんなに「あんな接客ができるようになりたい!」と思ってもらえるような圧倒的な販売員になることです。出張で広島空港店や名古屋店へも行ったことがあるのですが、お客様の地域性(県民性)ってあるもんだなぁと思いました。
宮崎店はショッピングモールという特性上ファミリーが多いですし、なんだかお話し好きな人も多い印象ですが、ビジネスパーソンが行き交う地下街のお店もあるので、積極的にいろんなところで挑戦して自分の力を試したいと思います。
お客様とブランドとの架け橋になれることに喜びを感じながら、宮崎店のみならずみんなにとって良い影響を生み出し続けられるようこれからも頑張りたいです。
ちなみにビジレザって多分一般的な販売職よりお休みが多いんですよ。求人を見た時は「本当?」と思ったし、入ってからも「こんなに休んでいいのかな」と思いましたが、そのおかげもあってリフレッシュがしっかりできます。負担なく働けるからか、前に比べて風邪もひかなくなりました。こういうの一つとっても販売員がイキイキ活躍できる環境だと思うので、これからも自分らしい販売の道を突き進んでいけたらと思います。