店舗メンバーの気づきやアイデアから生まれ、実際に導入されたプロジェクトをご紹介！今回は、社内理念「エコファースト」に通じた様々な取り組みや、店舗ごとに異なるユニークな環境配慮の裏ワザ。そして店舗メンバーが語る、エコに対する想いをお伝えします。

ビジネスレザーファクトリーでは、「エコファースト」という理念を掲げ、直営店舗・公式オンラインショップともに、環境への配慮を第一とした取り組みを行っています。

例えばオンラインショップでの出荷箱は「FSC認証の再生紙の使用」と「テープレス設計」を導入、店舗で使用するショップバッグへは植物由来の「ベジタブルオイルインキ」を使用し、また再利用しやすいサイズと厚みのものを採用。他にも、雨の日にショップバッグにかけるポリ袋を廃止していたり、チラシを刷らない販促を実施するなど、何か新しいことをするときにも、それが「環境にとってやさしいか？」を考え、行動しています。

店舗でもメンバーが独自にしている取り組みなどもあり、今回は三宮店のひーさんに話を聞きました。

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ービジレザに入社して、エコの観点での気づきや思われたことありますか？

環境に配慮したアクションをすることを、みんなが当たり前のように行動していることが、私はびっくりしました。企業活動が及ぼす環境への影響をみんなが深く理解しながら働いているからこそ、個人単位ではなく店舗単位で徹底が成されていると思います。

例えばメモ帳は買わずに裏紙を使用する、ゴミ袋は隙間のないように詰めてから捨てる、使用していない電源は即座に切る、商品梱包で使用されたクッション剤や厚紙は捨てる前に再利用できないか考える、店舗間で商品を郵送する際の箱や袋も全部再利用する、なるべく省エネルギーで送れるようにレターパックを使用する…などこの類の小さな取り組みはまだまだあります。「こっちの方がエコですよ」という情報共有まで頻繁にしていますね。

ちなみにショップバッグの有料化も店舗から発案されたアイディアなんですよ。「無料でもらえるから念のためもらっておこう」よりも「不要な物はもらわない」という判断のきっかけになったら嬉しいです。

ー三宮店の取り組みを教えてください。

これは他店舗もそうだと思うんですが、まずゴミ箱にかけるビニールは使用しません。袋が必要な際は基本的には梱包際で使用された薄紙を袋状になるように折って使っています。あとはお店を営業していると、商業施設からのお知らせや郵便物などの紙ゴミが多く出るんですよね。なので社内便の封筒などもそういったものを再利用するか、自作するかをしています。小さなことなんですが、”積み重ね”と”日々実施すること”が大事ですよね。そういえば先日、いつもペットボトルで水を持参していたメンバーに、BRITAの浄水機能付きボトルを贈りました（笑）やっぱり本人も毎度ゴミが出ることを気になっていたようで、喜んでもらえて嬉しかったですね。

私は会社のものだから、経費だからといって無駄使いするのは違うと思うんです。備品などは使う分だけを購入するのも当たり前にしていきたい。例えば最小ロットが多いレジロールなども、店舗単位で発注して店舗で保管してしまうと、劣化してしまったり仕様変更のときに全て捨てなければいけなくなったりしてしまいます。そういうのも「代表で発注して全店で分けるという形」にすれば無駄は減ると思い、提案してきました。

ー今後していきたいことがあれば教えてください。

私は不必要なものは買わないことが、ゴミを増やさないことに繋がると思っています。今って100円ショップやコンビニに何でもモノが溢れていて、「無ければなんでも買ったらいいやん！」みたいな風潮がありますよね。あまり思い入れがなくても買ったりすることがすごく多いと思っていて。「結局使わなかったけど、安かったからいいか」ではなく、無駄なものは増やしたくない。だからこそ先ほどもお伝えした通り「分け合う」ことを大事にしたいです。例えば店舗で段ボールを開梱するためにカッターが必要だったとします。5人いるから5本買おう！とはならないと思うんです。それと一緒で「本当にこの分量が必要なのかな？」といつでも考えながら行動することが大事だと思います。

ビジレザのお客様にも、無駄になってしまうお買い物をしてほしいとは思っていないので、使わないかもしれないんだったら、立ち止まってもらえるようにご提案させていただくのも販売員の務めです。その上で必要だと思ってご購入いただいた物は、長くお使いただけるよう、店頭でもメンテナンスをしてお付き合いできたら嬉しいですね。

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