どこまでも人から学んで生きていく。<ビジレザ メンバーインタビュー>

スタッフ インタビュー

ビジレザのものづくりのアンカーを担う販売メンバーたち。彼らがビジレザで自分らしく働いている姿にスポットを当て、お伝えしていきます。今回は、沖縄那覇空港店で活躍する佐々木恵子(ニックネーム:こいけ)をご紹介。元テレビマンが、未経験の販売職へ挑戦!「自分が良いと思ったものを、惜しみなく伝えたい」と力強く話す彼女が、ビジレザで取り組みたい新たなチャレンジとは?青森出身の島人(しまんちゅ)、佐々木の声をお届けします。

娘たちを通して知った社会問題。

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ーこいけさんは青森出身ですよね?どういった経緯で那覇に住むことになったんでしょう?

当時、青森にある米軍基地で働くアメリカ人の夫と結婚していたのですが、沖縄に転勤となったのがきっかけです。青森が大好きで地元の良さを伝えたい!とケーブルテレビ局で仕事をしていたのですが寿退職して北から南へ(笑)。今は離婚しているのですが、二人の娘にも恵まれました。

住んでいて沖縄が大好きになったので、これからも住み続けたいなぁと思っています。ちなみに娘たちはもう大学生です。就職するまでしっかり母親としての務めを全うしたいですが、そのあとは家族三人、女同士、助け合って生きていけたらいいなぁと思っています。

ーどうしてビジネスレザーファクトリーに入社されたんですか?

自分の娘たちがハーフで米軍基地内の学校に通っていたため「人種差別」「人権」「多様性」などの授業をずっと受けてきました。そうしているうちに自分にとって社会問題がどんどん身近なものとして気になりはじめたんです。ロクシタンさんがシアバターをフェアトレードで仕入れていることなども目に止まって、そんな様に社会にも良いモノをもっと広めたいという気持ちが沸々と湧き上がってきました。

転職活動中は、①テレビ局で勤めていたときに学んだPR力を活かせること  ②私が好きな、人と接すること ③社会問題の解決に繋がっていること この3つを軸にしていました。

革製品が好きだったこともあり、求人を見てピンときたので、「お母さん、ここにチャレンジしたい!」と面接を受ける前に娘に宣言をしました。好きなものをPRしていくことで、社会を良くできるならそんないいことはないなと思って。

良いと思ったモノは、惜しみなく人と共有するのがポリシー

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ー販売は未経験だったと聞きました。実際に苦労されたことなどはありますか?

ホテルで働いていたこともあり、接客自体はしたことがあるのですが、全く違いますね。私は自分が良いと思ったモノを、お節介なくらいに人にプレゼンするのが好きなので、その点は困りませんでしたが(笑)やっぱりグイグイ来られるのが苦手な方や、一人でショッピングを楽しみたい人もいらっしゃるので、話しかけてみて距離をしっかりと考えることを意識しています。

お店が那覇空港にあることから、観光客の方も多く利用してくださるんですよ。店長のりょうさん提案で、那覇だけはお土産用にオリジナルの「沖縄刻印」というのを考案し、実施しているのですがこれがまた人気だったりして。

旅のお土産ってその現地の特産だけでなく、刻印するという行為自体が思い出になったりするのだなぁと感じました。あとは、県内在住の方でわざわざビジレザに足を運んでくださる方もいらっしゃいます。空港に用事があるわけではないのに車を走らせて、ここまで来てくださるのは本当に嬉しいですね。

みんなで一緒に創りあげるのが好き。

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ー働く上で大切にしていることなど、教えてください。

「輪」を重んじることです。やっぱり働いていく中でチームワークは欠かせない要素だと思っています。人が辞めていかない職場を作るためにも、「相談しやすい・発言しやすい・助けやすい」という環境づくりを大切にしています。

実は那覇空港店では私が一番新人社員なんですが、店長・副店長・入った順番など全く分け隔てなく、なんの上下関係もなく接してくれるのが珍しいなと思いますね。業務もやりたいと思えばなんでも任せてくれますし、何事も挑戦しやすい環境でびっくりしました。今私は発注を担当しているのですが、メンバーと一緒に何を多く仕入れるかなど相談しながらやるのも楽しいです。

ーこれからの夢や目標を教えてください。

PRするフェーズに入っていきたいと思っています。今はきていただくお客様への接客がメインとなりますが、外商*(オフィスラウンジ店)としても積極的に出かけて広めていきたいです。

知ってもらう方法はいくらでもあると思うので、たとえばTVや雑誌に取り上げてもらうための営業をしたり、店舗にいながら広報活動に貢献していきたいです。
考えてみると、やってみたいことで溢れていますね。人と接することで知識を増やしたり学んでいくことで”私”という人間ができているように思います。若い人とも、年上の人とも付き合いながら、楽しく生きていきたいです。

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