「情熱と覚悟で暑苦しいほど愛ある経営を」ベアーズ 髙橋ゆき氏

多くの働く女性が抱える「仕事と家事との両立」。その家事の負担軽減をサポートするのが、「家事代行サービス」です。数年前には存在しなかったこのサービスを日本に持ち込み、いち早く事業を開始したのが株式会社ベアーズです。

ゼロからのスタート、そして「家事代行」というサービスを浸透させることに成功し、「産業化」を目指して現在も業界をリードし続けるベアーズの軌跡。多くのお客様を支える総勢4,500名のスタッフを育成する方法とは?株式会社ベアーズ 副社長髙橋ゆき氏にインタビューを行いました。

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1.海外での初出産・育児が幸せに満ちていたわけ

―家事代行サービスを始められたきっかけを教えてください。

私たち夫婦は1995年から1999年まで香港で仕事をしていました。現地法人の企業に採用されて、それなりのポジションで重責を担っていました。日系企業の駐在員とか転勤ではなく現地法人の採用だったので、本当に現地の人たちと一緒に、現地人並みの生活をしていました。そんな中、私が妊娠をしたんです。

初めての妊娠、子育てということで、どうしようと思いました。私に期待して呼んでくれた香港人の所長や、そのチームに何の貢献もできていないのに、申し訳ない気持ちがありました。

つわりでお休みしなきゃいけないこともあるんじゃないか、とか色々考えるととても不安でしたね

そんなとき、私たちはスーザンという家事育児のパートナーと出会うことができました。彼女は私の5歳年上だったのですが、自分で3歳まで子育てをしつつ、出稼ぎという形でフィリピンからご主人とご両親にお子さんを預けて、香港に来ていたんです。

スーザンは、私にとってとても大きい存在でした。彼女のおかげで、私の人生初の子育ては、明るくて楽しくて、幸せに充ち溢れていました。

私が仕事から家に帰ると、美味しいお食事が温かい状態ですぐいただけるようになっていて、洗濯ももちろんばっちり終わっていて、すべてにアイロンがかかっている状態。それをスーザンは毎日してくれていました。

そういうような生活に対して、最初はとても後ろめたさがあったんですね。家事のことは女の仕事、そして夫のこと、子どものことをやって初めて立派な嫁だ、妻だ、と思い込んでいて。でも、実際は全然違うじゃないか!私がやらなきゃいけないことは、夫や子どもに対して笑顔でいることだ、と思ったんです。

家事育児をすべて完璧にこなすことが私の仕事ではない。私が完璧にこなして笑顔でいられるなら良いけど、きっとそうじゃないだろうなと。

2.家事・育児の代行サービスが日本に浸透するまで

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

それから時がたって、1999年に日本に帰ることになり、日本版スーザンを探すわけです。日本は世の中の良いものが何でもそろっているから、必ず日本人に合った「スーザンサービス」が存在している、と100%確信していました。

ですが、残念ながら私が帰ってきた1999年には、東京にも、地方にも、私が求めているサービスは存在していなかったんです。個人として困ったな、ということではなく、国レベルで残念なことだと思いました。

スーザンのような「献身的」という文字がまさにあてはまる、自分のことを置いてでも誰かの笑顔のために労を尽くしたい、心を注ぎたいというホスピタリティにあふれた仕事をする人が増えたら、とっても素敵だなと思いました。

そうすれば、もっともっと、男女がいきいきと暮らせる社会が実現できるんじゃないかなと思いました。それで立ち上げたのが、ベアーズです。

私たち夫婦二人の合言葉は、「会社をつくろう」ではなくて、「産業をつくろう」です。私たちは「家事代行サービス産業」をつくっていく、その旗振りをずっとしてきました、そしてこれからもリーディングカンパニーであり続けたい、業界を牽引していきたいと思っています。

―家事代行サービスが浸透してきたと実感されたのはどのくらいの時期ですか。

2011年から2012年頃です。最初の3、4年どころか、その後もずっとまだまだ、「家事代行サービス」がどういうものなのかが、伝わっていなかったと思います。

伝わったとしても、「お屋敷か豪邸に住んでいる人のためのサービスでしょ」と言われがちで、本来の意味ではなかなか浸透しなくて。

ところが、そんな中でも2007年くらいから、企業の人事部と契約する法人会員が増えてきます。

その頃に何が起こったかというと、2004年~2005年頃に男女均等雇用法や次世代育成法が施行されました。

当時、「社員数301人以上の企業は、結婚して子育てしながらも仕事を続けられる環境整備を企業がしなさい」というお達しの元、日本の優秀な人事部は何をしたらいいんだろうと分からない状態でした。

そのころ、「ワークライフバランス」や「ダイバーシティ」という外来語が入ってきました。

その多様的雇用、多様的生き方というものに対して、各企業が何をしたら従業員は喜ぶだろう?と考えて、「そうだ、ベアーズさんの法人会員になれば新しい形の福利厚生になるんじゃないか」ということで、契約していただきました。ベアーズの法人会員が産声を上げて早10年ほど経ちますが、現在480社の法人会員となっています。

そういったこともあって、2008年、2009年、2010年と徐々に「家事代行サービス」が一般的にはなってきました。ですが、まだ完全に浸透していったわけではありませんでした。

そして、2011年に、私たちの記憶に新しい東日本で、日本全国に元気がなくなって、悲しみのどん底に陥った。その時に、命をそのままいただいているみんなが、小学生からお歳を召した方までみんなが、同じことを感じたんです。

それは、「自分の人生をどうやって生きたいか」。「一度きりの人生、今ここを大事にするには何を自分らしく選択すべきか?」ということで、暮らし方や生き方を考え直そうと思った人が増えたと思うんです。

そうすると、「自分じゃなきゃいけないことに自分の命いっぱい、命という名の時間を、労力も含めて投入しよう」と。「代わりに、自分じゃなくても良いことに対してイライラしたり、体力を奪われていくなら、そこはお金で時間を買おう。買った時間でお金には変えられない価値の生き方をしたい」と思われる方々が、徐々に増えてきました。

家事代行サービス-ベアーズ

その2011年から5年くらいで家事代行の需要、認知度は中流家庭に対して顕著に浸透していきました。

そして、小学生や幼稚園生までもが「家事代行」という職業を知ってくれた大きなきっかけが、去年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」なんです。そのドラマの家事の監修実技指導をさせてもらいました。

あのドラマで、世の中にこういう職業があるんだ、それも森山みくりのような若い女の子が家事を代行する、それで生き生きしているんだ、という認識が広まったんだと思いますね。

家事代行サービスによって「心にゆとりが出来て、自分らしさというものを見つめ直す」ということで、2017年はおそらく家事代行サービスが日本の暮らしの新しいインフラとなる元年だと感じています。

3.広告以上の広告―感動は必ず伝播する―

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

―広告費を10年間ほどまったく使っていなかったと聞きました。

「使わなかった」ではなくて使えなかったんです。自己資本比率100%でやっているので。

でも、広告というのは少し大きくなった会社が活用すれば良いものだと思うんです。小さなスターターだからこそ、急いで広告を使うというよりも、思いを丁寧に伝えて、それが伝播していくことの方がよっぽど大事だと私は思っています。

だから、自分たちのペースに合わせて、広告を出さないということが、実は私たちのメディア戦略だったんです。

そうすると、思いに共感してくれた方が、お友達に「このサービス良いよ」とか「そんなにイライラしているならベアーズさんよ」ということで口コミで広げてくれるようになりました。そして、一人のお客様が感動すると、3人以上の人に伝播していくということが分かりました。


満足程度だと十分ではなく、「感動」するということが必要です
。人は感動をすると、周りの大切な3人の人にそのことを自分の言葉で伝え始めてくれるんです。以来、私たちベアーズは「お客様感動度120%のあくなき追求」という言葉を大切にしてきました。

でも、それは創業時の話で、今はインターネットやスマホの進化によって、感動していただくと3人限りではないですよね。余計に、感動度120%です。

ただ、感動度は至れり尽くせりの感動ではなくて、「温かみや愛を感じる」という感動です。「お客様は神様だから」ということではなくて、「お客様もお互い様です」というご縁を大事にしたいと考えています。

4.社員には、愛をもって接すること

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

―登録スタッフさんが4,500人いらっしゃいますが、どのように育成されているのでしょうか?

例えば、ベアーズの哲学やビジョンが書かれた、昔ながらの「ベアーズDNAカード」を一人ひとりが常に持ち歩いています。

でも、あんなものは持っているだけでは有効ではなくて、やはり、情熱と覚悟を持って、私がきちんと自分の愛を絶え間なく途切れることなく暑苦しいほどに伝え続けることが重要だと思います。

全社全員、ご縁あるみんなに愛を、とFacebookやブログでも言っていますが、本当のところは、一番近い距離にある人から愛を受けないと、愛は伝わっていかないと考えています

だから私は、私が見きれる幹部社員の20名には暑苦しいほどに愛を伝えています。愛は伝授して、伝播してこそ、初めて組織の中で生きていくもの。その20名にはまた自分の下に、各人のキャパにあわせた人に責任をもってほしいです。

私が、天国に行く直前まで、命がけで情熱と覚悟で暑苦しいほどの愛を注ぎ続けるのは君らだから、君らがまたそれぞれ自分の裁量で10人、20人に愛を注いでやってくれと。そういう風にして、会社の風をつくってきました。

―一番近いメンバーに、まず自分の思いを伝えるということですね。

そうですね。一番近いメンバーも人なので、今日分かっていても、明日分かるとは限らない。私のスローガンは、「情熱と覚悟で暑苦しいほど愛ある経営」です。だから、いつもジャケットに社章を着けていますが、毎朝それを着ける瞬間に、「情熱OK、覚悟OK、暑苦しいほどの愛ある経営OK」と言って出かけています(笑)。

私は「愛に生きる人」と公言しているので、そのエネルギーがオフィスや会社の中、クライアントとの商談の中に見えることが大事だと思います。

私は24時間365日、社員からの相談や問い合わせに、何よりもプライオリティーを置いています。自分が偉くなればなるほど、社員が増えれば増えるほど、みんなから見ると、私が雲の上のような人に感じられるということは百も承知で、だからこそ私の愛をもっと大きくボリューム高く、周波数大きく表現する必要があると考えています。

―愛といえば、ベアーズさんでは、キャリアプランではなくライフプランを評価の際に話すそうですね。一般的な企業ではそうではないと思うのですが、それに至った経緯や思いは?

単純です。社員が自分の娘や息子のような存在なので、その子たちがたった一度きりの人生で、人として何をしたいのか、何が嬉しいのか、何が悲しいのかを知らずに、一緒に仕事をしていくということに、とても大きな違和感を感じました。

社員面談風景-ベアーズ

もちろん色々な企業の考えがあるので、「仕事は仕事なんだ、ここに私情を持ち込むな」という会社はそういう会社で良いと思います。ただ、ベアーズに来てくれた人は、きっとそうではなくて、「人間磨きをしながら仕事をする」というスタンスできているはずなので、「じゃあここはいっちょ暑苦しくいくか」と(笑)。

それで、ライフプランを評価に導入したんです。最初の年は、本当にみんなが戸惑って(笑)。誰も嫌な顔はしないんですけど、自分のプライベートを会社の人に話すなんてどうだ、という気持ちを持っていたと思います。

でも今はそういう会話だらけです。キャリアプラン5年間を書いてもらうんですが、5年間の仕事のことを書いちゃいけないんです。

本当にあった例なんですが。この制度を導入する以前、ある女性が持ってきたのが、5年間全部仕事のことだったんですね。しかし、私は上司の特権として、赤ペンで全部二重線引いて、「来年彼氏をつくり、再来年同棲する、翌年結婚する、子どもを産む、育休を取る、復帰する」という5年間をつくりました。

そうしたら、本当にその通りになりました(笑)。

ライフプランを共有することで、色々なことが本人だけの問題ではなくなるので、とても有効だと感じています。

先の例でいうと、産休で一年は絶対休ませてあげたいと思ったら、一年間彼女が抜けて、ここに戻ってくるためには何をしたらいいのか?ということを考えないといけません。そうすると、ライフプランと並行して、彼女の人生を豊かにするために職場をどういうふうにしないといけないのか、自分はどういう職務責任があるのかを自覚して、後輩を導いてあげる必要があるということがわかってきます。

つまり、彼女の人生が自分の人生とパラレルの関係になって進んでいくわけです。

―仕事と人生は、実はすごく密着しているということですね。

密着させるからこそ、みんながオーナーマインドで仕事が出来ると思います。

もちろん社長になりたいなんて思ってない、経営者なんてさらさら嫌だ、マネージャーも嫌だ、自分は決められた時間に会社に来て、決められたことだけやって、決められた時間に帰る、変な責任なんて負いたくない、という人にも、オーナーマインドがあるかということはすごく重要です。

主体性をもってやっているか、やらされている感覚でやっているか、というのは、その人自体の“ハピネス”に大きく影響しますから。

―すごいパワーに溢れていますね。

そうでしょう!おかしいのよ、私このパワーとラブが自動的にチャージされている気がするんです。だって365日疲れないんです。今年に入ってからじゃなくて何年もずっと。うちの社員は私のことを最先端のAIが搭載されたロボットじゃないかって言っています(笑)。

でもそれって、それが本当に心のあり方とか、心の持ち方だと思います。

私は決して体が強い方でもないんです。いたって普通だけど、私のエネルギーは「愛」だと思う。愛する心をこれからの人たちには搭載してもらって、愛する心を蘇らせて、愛する心で自分の人生に勝負してもらいたい。

5.ハプニングは人生が豊かになるというプロローグ

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

―お話を聞いていると、365日24時間とても明るくてとても強いイメージがありますが、創業からこれだけは本当に大変だったということはありますか。

大小関係なく日々の中にはいろいろあります。だけどメソメソしている時間がもったいないし、私にはもっと大きな責任と夢があるので、すべては前向きに、どんな最悪なことも必然として起こったんだと思うことにしています。

創業時に5人位しかいなかったのに、私と社長を除いた全員が同じ日に辞めたりとか。その時点でベアーズレディが何百人もいて売り上げ3億程ありました。本当にいろいろなことがあります。

―ちなみに、二人になった時はどうされたのですか?

自分で頑張る!一筋でいかないからこそ私なんだと思えば、本当に人生ってさすがだなと思います。

こうきたか、それならこっちもこう行くよ、と(笑)。本当に自分との闘いです。その間にも、本当に大好きで尊敬している父が癌で亡くなったり、母が入院して大きな手術をしたり。私、髙橋ゆきの人生に、安定とか安泰という瞬間は一秒もないんです

私は、人の成長とか輝きは、怒りや苦しみ、悲しみ、そういったものがすべて含まれていることだと思っています。嬉しいことも楽しいことももちろん大事だけど、友情一つとっても、何か困ったことを一緒に乗り越えたという方が、絆がより深まるでしょう。

自分の場合もそうだと思う。自分の中で、プロブレム、アクシデント、ハプニングを恐れちゃいけない。それらが起こるということは、人生が豊かになるというプロローグが始まっているんです。

一番大変なことは、自分の命や、自分を愛してくださっている人たちの命に、異常事態が起きること。それは、理屈とか心の置き方では理解が及ばないものです。だから、親友の死や父親の死はどこまでいっても悲しい。でも、それ以外のことはだいたい時間が解決します。

他の問題はすべて、人生を豊かにする。豊かにしてもらった人生で、自分だけが得するということは絶対にありません。豊かになったら、必ずこれに臨め、という課題も出てくる。それをクリアすると、誰かのために役に立つ自分になっていけると、私は社員に言っています。

―本当にすごいパワーですね。ベアーズのこれからの展望、未来について教えていただけますか?

まず、家事代行サービスを通じて、日本の家庭の新しいインフラをつくっていきたい。家事代行サービスを、日本の暮らしの新しいインフラにすると何が起こるかというと、まず社会の暗い問題である、離婚率や少子化、いじめ、引きこもり、事件事故が少なくなると思います。

ベアーズのお客様にアンケートをとると、家が綺麗になったとかそういうことよりも、「心にゆとりが生まれた」、「優しくなれる自分に出会えた」と言われる方が多いんです。

そういうことを考えると、「家事代行サービス」は、心のゆとりが生まれるサービスなので、恐らく社会の暗い問題は解決に向かっていくと思います。そして、女性の活躍推進や、女性のキャリアの向上でGDPをあげること、出生率をあげること、もっと言うと、家事代行サービスが地方にまで広がれば、地方の雇用の創出にもつながるので、地方活性化にも結びついていくと思います。

もっとシンプルに分かりやすく言うと、私は男女が生き生きと暮らす日本社会の実現のために、この時代に生きる男女にパワースーツを着せたいなと思います。それが家事代行サービスだと思っています。

6.人生まるごと愛してる

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

―髙橋さんにとって「働く」とは何ですか?

私にとって、「働く」ということは生きることです

自分の愛する心を鍛えること、鍛錬すること。働くということは、生活の糧やお金を得るということではなくて、人生そのものだと思っています。朝起きて元気なことに感謝、家族や友達がいることに感謝、そして自分を求めてくれている仕事があることに感謝だと思います。

そう考えると、私の座右の銘は「人生まるごと愛してる」なので、働くことだけを切り離すのはナンセンスだと思います。

「働く」なんて意識しちゃダメ。人生にピントをあわせる。その中の一部というか、その中の大半が「働く」なんです。

大人になった以上、社会人になり、社会人になった以上、働くことが人生の大半を占めているんだから、人生にピントをあわせなくてはいけません。人生にピントをあわせたら、「働く」ということに悩んでいることさえも愛おしくなってくる。

悩んだり、怒ったり、悲しかったり、悔しかったり。そういう思いが、絶対に自分を豊かにしてくれるから。そういう思いを感じるために、「働いて幸せを感じる!」そんな体質を磨き、人生をまるごと愛して進んでいこうと思っています。

インタビュー中も、常に愛とエネルギーに溢れていた髙橋さん。困難も含めて、「人生まるごと愛してる」と、サラりとおっしゃる前向きな姿勢の中に、ゼロから産業をつくってきた髙橋さんの強い意志や情熱を垣間見た気がしました。

ビジレザPRESS-株式会社ベアーズ髙橋ゆき氏インタビュー

髙橋ゆき(株式会社ベアーズ 取締役副社長)

短大卒業後、IT企業の営業、出版社マーケティング部門勤務ののち香港の現地商社に入社。帰国後、夫で社長の髙橋健志氏が株式会社ベアーズを創業。現在、取締役副社長としてマーケティングと人材教育を担当。2015年、世界初の家事大学設立。

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