多くのビジネスパーソンが一冊は持っている「手帳」。ただのアイテムではなく、パートナーとも言えるほど肌身離さず持ち歩いている方は多いと思います。
しかし、最高のパートナーに出会うのは難しいもので、「数が多くてどれを選べばいいかわからない!」、「デザインはいいけど、ここがこうだったら使いやすいのに…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんな問題を解決してくれるのが、今多くの人に選ばれている「ほぼ日手帳」です。
ビジネスシーン以外にも使い勝手が良く、ニーズに合わせて「weeks」、「カズン」、「オリジナル」の3種類から選べ、カラーも豊富でデザインにも力を入れています。
今回は、日常生活のパートナーとなり得る3種類の「ほぼ日手帳」を、シーン別の選び方や使い方を交えながらご紹介します。
1.ほぼ日手帳とは?
ほぼ日手帳とは、「ほぼ日刊イトイ新聞」から発行されている手帳で、人気ランキングでは常に上位に位置し、ロフトの手帳部門では12年連続の1位を獲得しました。
大きさは、長財布サイズの「weeks」、A5サイズの「カズン」、文庫本サイズの「オリジナル」の3サイズが展開されています。
日々の仕事のスケジュールはもちろん、日記やその時に気付いたこと、to do リストなど、様々な情報を書き込むことができます。日々一緒に成長していく感覚が味わえるところも良いですね。
ほぼ日手帳では、糸がかり製本という閉じ方を採用しているため、180度開く設計になっているところも魅力のひとつと言えるでしょう。
手で押さえなくても片手でメモを取れるようになっていて、字がぶれるのも防いでくれます。
手帳に最適と言われる「トモエリバー」という紙を使用していて、書きやすい上にインク写りもしにくくなっています。
裏に写ることを気にせず、万年筆で書き込むことも可能です。「ほぼ日手帳」は毎年改良されているので、このような使いやすい工夫が多く施されています。
また、手帳を開くのが楽しくなるような「日々の言葉」が各ページに綴られていて、自分を見返すきっかけになったり、ふとした時のヒントとなる言葉に出会えることもあるでしょう。そんな日々の発見も大切にしているところが「ほぼ日手帳」の魅力です。
発売当初は「1月始まり」「月曜始まり」のみでしたが、現在では「4月始まり版」「日曜日始まり版」も発売されており、お好みのタイプから手帳を選ぶことができます。
2.weeks、カズン、オリジナルの特徴とシーン別選び方
2-1.weeks
「weeks」は、137グラムととても軽く、コンパクトな長財布サイズで持ち運びに非常に最適な手帳です。手帳本体と合皮カバーが一体化しているのはweeksだけの特徴です。また3種類の中で唯一、1日1ページは収録していませんが、たくさんのメモを取るための工夫が多く隠されています。
まずひとつは、見開き1週間という構成になっていることが特長です。
左側のページは1週間の予定が一気に見渡せるので、ここを見れば週の大まかな流れが確認できるようになっていますね。
右側のページはなんでも書けるメモ帳になっているので、補足内容を付け足すことや、1週間毎のto do リストを作成しておくこともできます。もちろん月間カレンダーのページもありますので、予定を簡潔に書くこともできますよ。
またweeksはメモページが非常に充実しているので、巻末に76ページものスペースが用意してあります。
左側の週間ページは、2つのドットでスペースが3等分されています。ビジネスマンの方は、仕事の予定やプライベートな予定の書き分けも可能です。
「weeks」は持ち運びに嬉しいサイズや重量でありながら、スケジュール管理やメモをするには優れた一冊と言えるでしょう。アクティブに外出される方にオススメです。
商品名:ほぼ日手帳 weeks
価格:1,944円〜(税込)
カラー:全19種類
▶︎ほぼ日手帳 WEBサイト
2-2.カズン
「カズン」は、ほぼ日手帳シリーズの中で最も大きいA4サイズになっています。一冊の中に月間、週間、1日ページが盛り込まれているので、仕事やプライベートの予定を一緒に管理したり、日記をつけたりなど様々な使い方ができます。
1日ページは日記として毎日のことを綴ったり、趣味の記録をつけるのにもオススメです。ページを開く度にその日のことが蘇ってきます。
イラストを描いたり、写真やメモを貼るスペースも十分にあります。毎日の仕事内容を細かく記すこともでき、ビジネスシーンでも活躍してくれることでしょう。用途に合わせて、自由に自分だけの一冊を作り上げていくのが楽しくなる手帳です。
他の二冊と異なる特長は、何と言ってもカズンだけに収録されている「週間ダイアリー」です。Weeksにも週間ページはありますが、カズンは6時から24時までの予定を時間軸で確認することができます。
日付のすぐ下にはチェックボックスがあり、優先順位の高いto doを常に確認することができるのも嬉しいポイントです。
持ち運びには少し大きさが気になるカズンですが、一冊でしっかりと日記や記録をつけたい方にはうってつけの手帳です。
商品名:ほぼ日手帳 カズン
価格:3,780円(税込)
▶︎ほぼ日手帳 WEBサイト
2-3.オリジナル
ほぼ日手帳の基本形と言える「オリジナル」。最もスタンダードな造りで、ほぼ日手帳デビューをする方にはオススメです。
週間ページは収録されていないものの、カズンと構成はほとんど同じです。しかし、カズンでは大きすぎると感じる方には嬉しく、文庫本と同じA6サイズになっています。
1日1ページという構造のためしっかりとした書きごたえで、さらに持ち運びにも便利なサイズ感が人気の秘密です。まさに「丁度いい」手帳なのです。
手帳の外見に個性を出せるカバーは、全38種と3種類の手帳の中で最も多いのが魅力的です。カバーを選ぶのも楽しみのひとつとなりますね。その日の気分に合わせて使い分けることもできます。
商品名:ほぼ日手帳 オリジナル
価格:2,160円(税込)
▶︎ほぼ日手帳 WEBサイト
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3.嬉しい工夫もいっぱい
「ほぼ日手帳」には、今までご紹介したこと以外にも嬉しい工夫があり、使いやすさを追求しています。
例えばこの月間インデックス。3種類全ての手帳に収録されていて、4ヶ月を見開きで一覧できるようになっています。長期的な予定や仕事でのプロジェクトの期間を確認することもできます。毎日の健康管理表として活用するのもオススメですよ。
weeks、カズン、オリジナルのそれぞれにおまけページが存在します。「アドレス帳」や「年齢早見表」、「単位換算表」というメジャーなものから、「全国のおみやげおやつリスト」や「とっさに役立つ応急手当」など、一風変わった項目も収録されています。
Weeks限定で、「素早くシンプルにかける略語」が方眼ノートの先頭ページにあり、メモを取るときの手助けをしてくれます。
カズンとオリジナルに収録されている「Time Table」は、毎週決まっている事柄を記入することができます。
また、横軸31メモリの「Graph Paper」は、1ヶ月間の体重や目標に向けての記録を目に見える形で残すことができます。長期的な変動がしっかりと目で確認することができるので、やる気アップに繋がります。
4.ほぼ日手帳のオススメの使い方
4-1.趣味の記録に
趣味のお菓子作りをイラストや写真付きで記録しています。
カラーペンを使ってカラフルに仕上げていますね。他にも美術館巡りや旅行、習い事などテーマは自由です。
見たものやそのとき感じたことを絵日記にしたり、チケットや写真を貼ってみるのもいいかもしれませんね。趣味専用の手帳は自分の好きなことが詰まっていて、ページをめくるたびにワクワクしそうです。
4-2.成長記録
自分の日記だけではなく、お子さんの成長日記やペットの記録を書いている人も多いようです。
スペースが広い分、写真も貼ることができます。一冊にまとまっているので、あとで見返したときに成長をぐっと感じられそうでうすね。
4-3.仕事用の日誌
1日の終わりに振り返り、その日の反省や次の日にやるべきことが確認できます。仕事の進行状況も一目で把握できますね。
5.最後に
「weeks」、「カズン」、「オリジナル」3種類の手帳を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
1年間のパートナーとなる手帳はじっくりと選びたいものですよね。
ビジネスシーンや趣味記録、日記など、使う人のアイディア次第で、その用途は無限に広がります。用途に合わせて、是非自分だけの手帳を見つけてみてください。